Crescend 管楽器用耳栓を一週間使ってみた



一部が外部と通じている「半耳栓」にこの白い特殊なポッチを被せることにより、狙った周波数の音域だけをカットする。というコンセプトのようです。この白いポッチが用途によって異なるのではないかと思います。
また耳の穴の大きさを考慮して大小の2セットが同封されています。

CRESCENDO 耳栓 管楽器用 イヤープロテクター

カラオケボックスで練習することが多いのですが、音が反響しすぎて練習後耳が少々キーンとなることが多いです。
それと、デッドなところで吹く時との差を普段から無くしたいと思っていました。特にベルが直接自分を向いていないトランペットは場所や周りの人の音量の影響をモロに受けます。

以前は練習時にベルに布をかぶせてたりしたのですが、ミュートを付けてることと結局は一緒になってしまい、楽器の抵抗感が変わってきます。

これだとデッド感が結構得られるのではないかと思い耳栓のくせに5千円近い値段ですが、woodwinds、木管楽器用を試してみました。(金管楽器用はなかった)

レビューで他の方も書いてますが、耳栓だと思って買うと期待外れというか、全ての音がはっきり素通りします。しかし文字通り耳に栓をしてしまう耳栓は密閉された空気の圧力がそのまま鼓膜を押すことになり、長時間の着用は耳に悪いと聞いたことがあります。

これは空気が通じてますのでそういう悪影響はなさそうです。あと本当の耳栓はタンギングが骨伝導でムニャムニャと聴こえてしまいますが、そういう感覚はないです。(ごく僅かにあるかも)

聞こえる音量はあまり変わらない印象ですが、よーく注意してみると残響的な部分は結構カットされてます。数時間つけてみると練習終わったあとに、若干デッドなところで吹いた感が残るというそういう非常にマイルドなプロテクト効果です。

勿論、練習後、耳がキーンとなることはありません。しかし100均の耳栓を調節して軽く挿すようなものと比べて何か決定的な利点というのも感じられませんでした。

また演奏すれば耳周りの筋肉も動きますので、かなりしっかり奥まで差し込む必要があります。この違和感は無理な人には無理かもしれません。
私は左耳が少し違和感を感じ、一週間様子を見てますが、今のところは大丈夫ですが、痒くなる感じもなくは無いです。そもそも、異物を耳に挿入して数時間ということ自体が耳穴周りの疲労を感じます。

耳の違和感さえ問題無くなれば手放せない感じになるかもしれません。

しかし、値段の価値があるかというと、密閉度の低いヘッドホンをかける、伸縮するスポンジタイプの耳栓で空気を遮断しないよう軽く指して調節する、とかでも良いかもしれません。

ヘビータイプの楽器は音が散らないので、場所や周りの出音の影響が少ないと聞いたことがあります。なるべくベルから出る音と自分が聴く音の差が少ない環境で普段から練習したいなと思ってますが試行錯誤中です。

あとで気づいたんですが、トランペットならドラム用とかギター用とか音圧高い用のを買えばよかったかもですが、4千円もするものを何個も買って試してられないす。


コメント

人気の投稿